A girl's spirit and black magic spells exist in this family's mansion.
What does it trying to tell them?
One of the signs of an “Evil spirit” is remembering and never forgetting what you have experienced before;keep thinking about it and wishing for something intensely.
This does not disappear and continues to pass from person to person by possessing something.
Evil spirit does not disappear and continues to pass from person to person by possessing something.
The "curse" of the "Green Monkey Picture Book" in this mansion had threatened the Mizutani family without them knowing it.
As they began investigating this mystery, some secrets about this family emerged.
Shumpei Makaino and Reizan repeatedly Perform out-of-body experiences and travel back in time to the past,where this picture book is said to have been created.
There, they witnessed a shocking scene.

水谷良美は、夫と三人の子供と５人家族で平穏な毎日を過ごしていた。ある日、次男が「緑の猿の絵本」を家に持ち込んでから奇妙な霊現象が起こり、良美は霊に襲われ恐怖体験をする。その後、藁にもすがる思いで霊能者・馬飼野家に相談する。しかし、初代霊山と娘の紀代子は現在除霊の仕事はしておらず、孫の俊平が屋敷を訪れた。この家族を脅かす存在を発見しようと試みたが力不足を感じ、霊山に助けを求めたところ紀代子にも知られてしまう。結局三人は怪奇現象の謎を探ることになる。霊視を進めると過去に、この屋敷の住人が自殺したことが判明する。その人物の念が消えることのない怨念となり家族を脅かしていた。また絵本が呪いの道具になっていたことも分かる。呪いを解くには絵本が完成した時に遡り回収してくることが必要で、俊平と霊山が幽体離脱し過去に遡る。すると屋敷の主で絵本作家が良美の夫に騙され屋敷を奪われたことに失望し自殺する瞬間を目撃する。人を絶望に追い込むことは「心の殺人」であると霊山は良美の夫を戒めるが・・・。

2022年元首相が暗殺されるという忌まわしい事件が日本中を駆け巡り国民は心に深い傷を負った。首相経験者の息子・阿野勇作は出馬を予定していたが突然原因不明の体調不良に襲われ出馬を断念、代わりに姉の優子が準備していた。大事な選挙戦を前にこれ以上の禍が起きないようにとの思いから、霊能者・馬飼野俊平に原因解明を依頼する。俊平が幽体離脱を試み阿野家の屋敷を調べると、沢山の生霊の塊に地下室へと誘われ、そこで悪魔と遭遇し襲われる。その後、俊平が何度か霊視を試みるうちに、ある部屋に辿り着き、そこで学生時代の同級生瑠璃と再会する。瑠璃は阿野家で秘書として働いていた。俊平は陰惨な虐めによる「心の殺人」から自分を救ってくれた瑠璃に感謝していたが、勇作を呪った犯人が意外にも瑠璃だった事実を知ると失望する。政治家の愛人の子として生まれ、母親の苦労を目の当たりにして育ってきた瑠璃は、「腹違いの姉弟」を憎み呪いをかけ復讐する為に屋敷にやってきた。ある人物から譲り受けた「緑の猿の絵本」により悪魔を呼び出し命を奪わせる瞬間、思わぬ人物が姉弟を救い政治一家に隠された秘密が解き明かされる。